私と健汰は可愛いと有名な雑貨店に入った。
「わぁ~かわいい~」
私は興奮しなががら大きな声を出してしまい、すかさず口に手を当てた。
「ふふ、子どもだねぇ」
健汰は笑いを堪えながら言った。
「ここずっと行きたいって思ってたんだよね~」
「じゃあ、俺と来たのが初?」
「そうだね!」
「そっかぁ~」
キラキラしているものや、パステルカラーの小物がたくさんおいてある。
「あ、このくまさん可愛いっ」
小さな、くまさんのキーホルダーがあった。
私は、会計を済ませ健汰とお店をでた。
健汰は、バックから何かを出して私に渡した。
「えっ」
それはさっき、私が可愛いと言ったくまさんのキーホルダーだった。
「さっき、可愛いって言ってたでしょ?」
「ありがとぉ~」
私は笑顔でこたえた。
「いいえ」
「でも、いつ買ったの?全然気付かなかったよ笑」
「雪が真剣に選んでるときっ」
「そんなに私真剣に選んでたかな?笑」
「じゃあ、暗くなってるし帰ろっか」

