「花梨、また寝坊?あんたったら」 今話しかけてきたのは私の前の席で親友の寺本舞花 私より背が高くて、いつも私の世話を焼いてくれるお姉さんみたいなしっかり者! そして美人! 「今日は間に合いそうだったんだよ!けど……あの憎き廊下が…」 うーーー 「はいはい、そりゃ大変でしたね。」 わぁなにその反応、ヒドイよ舞花〜 「ちゃんと聞いてるー?」 もういいもんね、机に突っ伏せて拗ねてみた ってあれ?なんか眠くなって…