「琉斗、なんで焦って…⁉︎」 なんで焦ってるの?そう聞こうとした。 だけど…琉斗の顔はいつものポーカーフェースが信じられないくらい赤く染まっていた。 嘘、なにこれ⁉︎なんでこんなに照れてんの? しかも、凉太に負けずめちゃめちゃ可愛いんだけど… 「りゅ、うと?」 私が声をかけると更に焦る琉斗。 「なんだよ?こっちみんなよ。」 もう口調いつもどおりにしたってダメだよ? だって琉斗が照れてるの知ってるもん。