「っすぅーー!」 新鮮な空気を肺に送り込む。 「ふぅ…」 危なかった…酸欠になるとこだった。 「キスのときですら色気ねーな。」 ん?なんだって? あんたのせいで、 こっちは色気どこじゃないんだわ! 「いきなりそっちがしてくるからでしょ!ていうかなんなの琉斗っ!本当に意味がわからないんですけど!」 私は琉斗に逆壁ドンしてやった。 「っ!別に…キスに深い意味なんてねーよ。」 顔をそらして言ってくる琉斗。 意味がない? そんなんで私の唇奪われてたまるかっ!