「お前の左手には、俺がちゃんと……選んだやつ、はめてやりてー、から」 「え?」 今、なんて? 私…… そんなこと言われちゃったら、 「本番も、琉斗がくれるの?」 期待、しちゃうよ? 「いらねーなら、いい」 そう、ぶっきらぼうに言う琉斗。 うそ、うそ……! どうしよう、 せっかくメイクもキレイにしてもらったのに、 今、 泣きそうなくらい、嬉しいよ。