「ずっと、涼太が呼んでんのに俺は、言えないのがいつも嫌だった。けど、ずっと呼びたいって思ってた、から。 俺だって、 ゆ、唯……って呼びたい、」 プイとそっぽを向きながら言う琉斗。 なんかさ、最近本当に琉斗が可愛いくて仕方ないのですが…… 可愛いくて、すごく、 愛おしいんだ。 まあ、そんなこと言えないけどさ…… 「私も呼んで欲しい、よ?」 彼氏に、下の名前で呼んでもらえたら嬉しくない女の子はいないと思う。 そう思って琉斗の方を見ると、ぱちっと目があった。 うわ、なんか照れるな……