っすうーって琉斗の息の吸い込む音が聞こえる。 「……っ、ゆ、……」 ゆ?あ、お湯?ですかね、 はい、ふざけました…… でも、何だろう? 「……ゆ、ゆ……唯、」 え? 今、 小さいけど、はっきり聞こえた琉斗の声。 唯って……名前、 時刻は16時47分、ちょうど。 空が夕焼け色に染まっていく。 う、そ なに、それ そんなの……! 「嬉しすぎる、よ、」 低くて、緊張してて、だけど優しい琉斗の声が、 私の胸をきゅってさせる。