唯side



初めて本音だって教えてくれた琉斗の言葉は、泣きそうなくらい嬉しくてドキドキして、幸せで



夢なんじゃないかと思った。



でも、


ぎゅうっと抱きしめてくれる



その、力強さに、あったかさに



夢じゃないって、わかるよ。



思いが通じるって、こんなに素敵なことなんだね、



心がふわーって光で満たされてくみたい。




なんて、思いながらも


「っ、あーっも〜、なんかムカついてきた!

琉斗のバカ!私の事好きならもっと優しくしてくれたっていーじゃんっ!」




ついこんな事言ったのは、いつもの本音を言いたかったのが半分でもう半分は照れ隠し。