*** クラスに入るとやっぱり女の子がたくさん集まってる場所がある。 やっぱり、琉斗はモテるね。 わかってたはずなのに、 ちょっとだけ心が痛いな、って。 だけど、 言葉にしなきゃ何も変わらないから。 瑠璃と英里の顔を思い浮かべる。 よしっ! 「琉斗……話がある。」 周りの女の子たちからの怖い目線を向けられる。 そ、そんなのに怯まない、もんっ! 「話って、なんの?」 不機嫌そうな顔…… そんなに女の子たちと一緒に居たかったのかな、……