「今の唯は嘘つきでしょ?本当の気持ち隠してる。それに、妬いちゃダメなんてルール、どこにも存在しないわよ?」 私が、嘘つき……? 確かに、気付かないふりしてたのは事実だけど、 結構心にグサッと来ます、瑠璃様。 「それに唯だって岩崎と浮気的なのしてたじゃん。それって、王子に妬いて欲しかったんでしょ?」 うーん……まあそれは、 「本当に楽しそうだったからっていうのもあるんだけど……あと、は琉斗に……好きって言って欲しかった、から……」 私、英里の言った通り、バカかもしれない……