「わ、私のこと……好き?」


「……す、好きに決まってんだろ。」


「わ私も、だよ。」



その言葉に「きゃーーーー!」と盛り上がる会場。



そして、それに伴い私の顔もさらに赤くなる。



なんでこんな恥ずかしいことになっているかと言いますと……



数十分前に遡る。