「それはわかるよ、琉斗くん……だけどね、言葉にしなきゃ伝わらないんだ。言葉足らずですれ違ってしまうかもしれないから……まあ僕が言えた義理じゃないんだけど、さ……」
切なげで悔しそうな顔をしている。
ああ、この人は今すげー後悔してんのか……
だからこんなに、……
言葉、か。俺は間違いなく足りてないよな。
だから、
「あいつ、今どこにいるかわかりますか?」
今すぐ、全て言える訳ではないけど、
まだ、俺は何もしてないから。
「!……だったら、琉斗くん急いだ方がいいかもよ?」
にこりと微笑まれて言われる。


