唯のおじさんは唯と分かれてから俺を見定めるように見てくる。
なんなんだ?
つか、唯の親戚なだけあってやっぱちょっと変わってる。
とは言えない。
「涼太くん。君…」
「あっ、はい!」
急に話かけられて、しかもさっきとは変わって真剣な顔でこっちを見てる、
うわ、なんか緊張するわ。
「今度、雑誌でウェディング特集やるんだけど、それのモデルやってみない?涼太くん、モデルみたいだし。唯も一緒に。唯のドレス姿絶対可愛いし!」
はい?
なんだよ…こういうオチかよ!
緊張して損したじゃねーか!
つか、唯のこと好きすぎるだろ!
はあ…
やっぱなんか唯に似てんだよな…