そして、今日から遥ちゃんへのいじめが始まった。

「おーい!きたぞー!!」

「よし、みんな!昨日言ったみたいになw」

「わかってるってー!w」

徐々に教室に来ていることがわかる。

ガラッー

空気が冷たく重い…

「涼雪ちゃんおはよ!」

シーン…

がたっ

私は、悠琶の所へ向かった。

「ぶっwあははははっ
誰もお前のこと必要としてませーん。」

「出てってくださーいw」

「あはははははっ」

みんなが一斉に笑い始めた。

計画通りに進んでいる。

遥ちゃんの表情が徐々に変わっていく。

「ぅ…うわーん」

とうとう泣き出してしまった。

「うゎ、泣いてるし。きもっw」

「だなーキモいわーw」

「追放してやんね?」

悠琶…追放って…

「すずなーいいよなー?」

また私にふりかけるのかw

「私は別にどっちでもいーよ。」

「どっちでもいーかよw」

「ぅ、ぅんー。いってもイーノ?w」

「ふっ。いってやれよw」

「追放、全然okだわ」

「だとよ!お前は追放決定ー!」

「ぷっ。あはははっ」

「はい、さようならー」

みんな、団結するとやっぱりこうなることは分かっていたけど。

協力するってきめたからね…。

何も言えない。

それが、裏の私。