会ったこともない。







顔も名前も知らない。







そんな男子にあたしは恋をしてしまいました。







「優奈…あたしやっぱり好き…なのかな。」







「絶対そうだよ!応援するね!」








でもね、文通の相手にも他に好きな子がいるんだもん。








叶わない恋。







「あ、晴輝!」







優奈と恭也が付き合い始めた日からあたしたちはペアで食べている。