「あ、晴輝!あたし払う!」






晴輝が財布を出したのを見てあたしは止めた。







「ダメ。俺が払うの。」







そう言われて結局払ってもらっちゃった。







「あ、ありがとう!」







「当たり前じゃん?」







そんなことないよ!





だって…!






「あ、そっちの一口頂戴?」






あ!





そう思った時にはあたしの手を掴んだままあたしのフォークを口に入れていた。