「また『町』で会いましょう、慶喜さん」 穏やか且つ有無を言わさず伝える 慶喜が肩を竦めるように動くのを私は了承と取った 「髪紐、忘れるなよ?」 「はいはい」 ひらひらと彼らの背が見えなくなるまで見送った私はカックリと首を落とした 「疲れた……それにどうしよ」 「まぁ……楪のことは手伝うよ」 頼りになるかは別としてありがとう槙 ぜひ、盾になって欲しい 「二人とも、片付け手伝い~」 「「はい」」 姐さんの声に私達は揃って返事した