聞こえないほど小さく溢す 桐葉はその持ち前の身体能力で屋根に飛び上がったのだ そのまま屋根づたいに歩く 少し離れて人気のないところで降りた 「今日も色々あったねー」 私は呑気に呟いた 「あ、榛輝帰ってる?」 「は、はい、戻ってますっ」 門番をしている隊士に尋ねる 何故か赤面だが 「そう、ありがとう」