枝垂れ桜に舞う蝶


まぁ、いっか

そろそろ帰宅時間だったのは間違いではないし

家が屯所だってバレない程度まで送ってもらえば

といわれても、極力努力は惜しみませんが


「でも、何か用事があるんではないですか」


「いや、終わったところだよ」


「方向も違うかも知れないですし」


「俺は男だから少々暗くなろうが構わんよ」


「いえいえ、わざわざ遠回りしていただく訳にはいけませんよ」


「袖触れあうも何かの縁だと言うじゃないか。送ってく」