「楸はん、お久しぶりです」 「桐葉はんと槙はんやないですか、何用で?」 楸さんは笑い返しつつ言う 「お神酒を分けて頂きたいんです」 「えぇですよ、それよりそっちの人らは?」 「あ、桐葉の従兄の榛輝です」 「兄の楪です」 楪と榛輝が頭を下げる 「えーとですねぇ……………」 私は前に神社を訪れた後に起こった出来事を話し出した