楪は目を丸くする


「マジでタイムスリップなのか?」


「そうだよ、榛輝」


「ま、そうなった原因は私にあるんだけど」


私はあっけらかんと言った

今までの経緯を簡単に説明してみた


「つまり、いなくなった3日間はこっちで1年近くの日々を過ごしていたと?」


「お榛は大変、頭の回転が宜しいようで。その通りだよ」


信じられないという顔をする榛輝

暫くするとため息をついた