朧を抱えて社の離れであるここの縁側に座る

次の瞬間に朧が立ち上がり歩き出した

向かう先は本殿

スッゴい既視感


「朧………?や、これってもしかしなくても呉羽が呼んでる?」


取り合えずついていく

やはり、本殿の縁側には笑顔の呉羽がいた


「こんばんは、ナイスタイミングの呉羽」


「こんばんは、待っていたわ。桐葉」


私は呉羽の横に座る

朧は私の膝の上


「四神も起こしたよ」


「みたいね、ええと聞きたいのは彼らに私が付けた名だったかしら?」


「さすがです。呉羽♪」