「なら、こっち来い」


ばぁ様が向かう先は本殿だ


「あ、四神の……………………」


本殿にあった<何か>の4つの気配

あれは四神か


「朧?」


いつの間にか足元に朧がいた

並行して歩いているので持ち上げた


「その野狐は姉さんが封じたはずなんやけど」


「あ、私が解いたんよ。土地神はんに頼まれた」


ばぁ様の指摘に答えながら言った