「桐葉さん……?ここは何処ですか」


その声に私は凍りつく

なんせ、総司の声だったから

え………………総司を連れて来ちゃった………!?

ヤバい、それはヤバい

私は勢いよく振り向いた


「総司っ!?って、ぶふっハハハハ」


総司の姿に笑ってしまった

だって………だって

猫なんだもの……………!

そう、見事な白猫

まぁ、泥だらけで分かりづらいけど


「何でぇ、猫なんですかァ?ハハッアハハハハ………」


一通り笑い終わった私は周りをもう一度見る