「えぇ、大丈夫ですよ。まだ、体力は残ってます。総司もお疲れ様です」


「いえ、そうではなくて。頬が……………」


「あ、あぁ。大丈夫ですよ、すぐに治ります。これくらい」


「じゃあ、帰りますか。桐葉さん」


「そうですね」


こうして、放火事件は幕を閉じた