「確かに今回の事件はそこまで認知されてなくて。
でも、新選組の未来に関係ないとは言い切れないよ?
ここから反感が募ったかもしれないし、

それよりさ、これから起こると私達が分かってるそれも新選組の未来を揺るがすような事件に
対しても私達は何も出来ないのかなぁって……………



思っちゃうじゃん。槙ちゃんは考えたことない?」


私の言葉に槙は難しい顔をして悩み込む

そうだ……………イレギュラーな私達が歴史上に上がることは禁忌だろうからなぁ

勿論、歴史の改竄も


「それでも、仲間のために頑張るしかないんじゃない?桐葉がそうしたいなら、さ。
例え避けられない未来だとしても」


「そだね、そのための力だ。私の力は」