「大丈夫だと思ったの。皆、私を仲間だってしてくれるから」 立て続けに言う。僕は黙って聞いていた 「……………僕は何があっても桐葉の味方だからね」 「ありがと、槙ちゃん」 これは僕の本音なんだよね 古臭くなるけど、まさに この世界中のすべてが桐葉の敵になったとしても僕は味方であり続ける あいつがいる限り桐葉は独りにならない だけどあいつはこの時代にはいない 今は深く考えず、干渉しすぎることなく …………僕はただ無邪気に君の隣で笑っていよう