沖田side



桐葉さんが飛び降りる

吃驚して手を伸ばしたのに

あっさりと彼女は踏み台にして飛び降りた


「ほら、ね?」


「え、……………」


僕は目を丸くする

だって蹴られた感覚も、まして体重がかかった感覚さえもなかったから


「さぁ、宴会ですよ?飲まないんですか?」


そう言って桐葉さんは部屋に戻った