僕は視線を庭に向けた

理由は歌声が聞こえてきたから

聞こえて来るのは、桜の樹の上から

そこには桐葉さんがいた

僕は外に降りた

すごく美しい表情で満足そうに歌っている

月の光りと舞い散る桜、その中心で歌う美少女

ーーとても幻想的な光景