「ん………此処は………?」


目の前は全て真っ白だった

ふと、背後から声がかかる


「起きましたか?桐葉。此処は………夢の世界とでも言っておきましょうか」


私は振り向く、そして驚いた

だって、私と瓜二つの人がいたから


「ぇ!?私と同じ顔!?」


「それは、当たり前です。貴女は私の生まれ変わり、そして《桜狐姫―オウコヒメ》でもあるんですから」