しかし、学校には
行けることができた。

涼華はいじめの主犯と
なった。

施設には毎日のように
電話がかかってきて、
うんざりだった。

一方、朝美は、
友達ができた。
夏という子だった。

夏も同じ施設の子で、
唯一の友達だった。
小学校1年のときだった

宗吾は病弱だった。
心臓病を患っており、
通院生活を送っていた。


それでも仲はよかった。