The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~

「俺にとっちゃ、それも不満の1つだったのよ。

結婚する前は、ずっと子どもを欲しがってたはずなのに……。

俺は早く子どもが欲しかったから、そういう食い違いもあって、どんどん亀裂が入っていったのさ。」




俊哉の台詞がチクリチクリと胸を刺す。




彼はまだ、私の抱えている事情を知らない。


だけど私は、どうしてもこの言葉をネガティブに受け止めてしまって……。




―――やっぱり女は、子どもを産まなくちゃいけないんだ……。