The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~

豊は私にとって友達。


知り合って間もないが、この3日間ずっと行動を共にしていた仲間の1人だもの。




繋がったこの手に深い意味はない。


そう思えるから、きっと私は平常心を保てた。




―――もし、これがアヤだったら……?




稚内へ向かう途中に起こったあの出来事。


不意に触れたアヤの手が、私の身体を一瞬にして熱くした。




彼にだけ感じたドキドキ。


同じように行動を共にしていても、アヤだけはきっと特別だった。