お昼を過ぎた頃、遊びを終えたアヤたちから連絡があった。




チャペルの見えるカフェにいると伝えた私。


彼らはスノーボードを車に積み、休憩がてら、私をカフェまで迎えに来てくれた。




「都那、遅くなって悪いな。

ずっと退屈してたんじゃないか?」




スノーボードウエア姿のままで、アヤたちがカフェの店内に入ってくる。


彼らは予定の時間よりも遅くなってしまった事を詫び、私と同じ窓際の席に座りホットコーヒーを注文した。