The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~

思わず車の窓から身を乗り出した。




歩道に向かい歩いて来たのは、3つ年下の私の妹。


彼女はワンボックスカーから身を乗り出している私に気付き、驚いて目を丸くしながら立ち止まった。




「お姉ちゃん……!?

急に帰ってきてどうしたの?」




「いや……あの、ええと……―――」




私が言葉に詰まっていると、運転席にいたアヤが私の後ろからひょっこりと顔を出す。


彼は優しい笑みを浮かべ、状況が理解できず首を傾げる莉那に声を掛けた。