The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~

「なぁ、兄弟はまだ実家にいるんだっけ?」




そう聞きながら、アヤは体を元に戻しシートベルトを外した。




「今は妹だけね。

弟は自衛隊の寄宿舎に入ってる。」




「自衛隊か。いい仕事だな。」




「そう?バカでもできる仕事だって、弟は言ってたよ。」




そんな話をしていた時……。




実家のドアが開き、1人の女性がこちらへ向かい歩いてくる様子が目に入った。


その姿は、私と似た顔立ちをしていて……。




「莉那!!」