The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~

実家近くのコンビニには、この時間帯、いつも部活動の朝練に向かう高校生の集団がいる。




彼らはみんな坊主頭。


それに加え、彼らが着用しているジャージは真っ黒で、遠くから見ると誰が誰なのか見分けが付かない程そっくりに見える。




このカラーは体育科の学生である証。


野球部員のほとんどが、私と同じ普通科ではなく、この黒色のジャージが指定となっている体育科に進学していた。




「―――……って、聞いてるか!?

都那、このまま真っ直ぐでいいのか?」




「あっ、うん!」