The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~

すぐ傍には旭川市内を一周している環状線。




大きな道路の脇には、見慣れたショッピングモールの建物が見える。


そしてその先には、旭川の観光名所の1つでもあるラーメン村。


更にその先に視線を向けると、私が高校時代にアルバイトをしていた懐かしいハンバーガーショップの看板も目に入った。




「家族に会っていくか?」




「うん……。」




私は少し間を置いて返事をした。




目の奥が熱くなっている。


嬉しくて思わず涙が出そうだったのをぐっと堪え、私はアヤたちから視線を逸らすように顔を窓の方に向けた。