The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~

私を茶化すアヤに加担して、俊哉が横から余計な口を挟む。


アヤの方に目をやると、彼は俊哉の問いかけに対して嬉しそうにウンウンと頷いている。




「ちょっと、勝手に決めないでよ!」




「いいじゃん。

俺と俊哉が計画する事だ。

絶対楽しいから、期待して待ってていいよ。」




いつもそう。


アヤは少し強引で、自分が発案したイベントに必ず私を引き入れようとする。


年末の年越しパーティーの時もそう。


そして、今回も……。