The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~

「なぁ、都那。

お前、再婚とか考えてないの?」




「えっ……!?」




唐突な質問に驚き、思わず口に含んだワインを吹き出しそうになった。




「なっ……何よ、急に……?」




「いや……。

まぁ、まだ離婚したばかりだもんな。」




「……どうしたの?」




俊哉は意味深な笑みを浮かべながら、ワイングラスを口に当てる私の様子をじっと見つめている。




「別に、深い意味はないよ。

ただ、離婚が原因でまた男嫌いになったんじゃないか……って思って。」




「ああ、それはないよ。

もし男嫌いになってたら、こうやって頻繁に俊哉と飲んだりしないもん。」