The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~

「ってか、悪い。

漬物、もう全部食っちまった。」




「ええっ!?」




さっきまで容器いっぱいに入っていたはず。


私が一口も食べぬうちに、漬物は俊哉が食べ尽くしてしまっていた。




「だって、すごく美味かったんだもん。

ついつい、箸が止まらなくなっちゃってさ。」




恥ずかしそうに頬を掻く俊哉。


照れながらも満足感を露わにしている彼が可愛くて、思わず私はフフッと吹き出してしまった。




「いいよ。

とても光栄な事だから。」




空っぽになった漬物の容器を手に持ちキッチンへ向かう。


その時背後から、俊哉のこんな呟きが聞こえてきた。