The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~

予想通り。


ようやく事態を理解する事ができた私は、自分自身がとても不甲斐なく感じて頭を抱えそうになった。




はめを外しすぎてみんなに迷惑を掛けた。


自分の誕生会だからと言っても、やっぱり限度はある。




もういい大人。


調子に乗ったとしても、自分の身は自分で護らなくては……。




周りの様子を気にしつつ、静かな声で続きを話し始めた俊哉。


事態は把握できたけど、この話はまだ終わっていない。