The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~

「カウンターにはアヤがいるし、都那も楽しそうに常連の奴らと話してたからさ。

少しの間1人にしても大丈夫だろうと思って、俺は屋根裏のベッドに寝転がったんだよ。」




「うん。」




「その時、駐車場の方で男女の話し声が聞こえてさ。

男の方は片言の日本語だし、女の方は呂律が回ってなくて……。

気になって、そっと窓の外を覗いたんだ。

そしたら……――――――」




「そしたら……?」