「今日はしっかり休めよ?」




「うん……。

送ってくれてありがとう。」




「じゃあ、またな……。」




「またね……。」




自宅に送り届けてもらった後の会話も、やっぱりどこかぎこちない。




俊哉も私と関係を持ってしまった事を気まずく思っている。


だけどそんな風に思うなら、どうして俊哉は私を抱いたの……?




勢い付いた私が誘ってしまったのか。


それとも俊哉が、酔っ払って記憶が虚ろになった私をホテルへ連れて行ったのか……――――――