The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~

「おっ……お前!

せっかくのカッコイイとこ、勝手に持ってくなや!」




隣にいた俊哉が悔しそうに叫び、私はその言葉に思わず吹き出してしまった。




「アヤ、俊哉、みんな……!!

今日は本当にありがとう!

じゃあ、早速楽しもうか!?」




「かんぱーい!

都那、おめでとー!

メリー・クリスマス!」




沢山の祝福がNi-naの店内に溢れ出す。


店の中央に集まっていた他の客は自分が元いた席へと戻り、早速笑顔で歓談を始めていた。