「で、ここのカラオケは安いんだよね。
私はカラオケ来るとしたら大抵ここかな~」
初日だったからか、昼前には学校から出れた。
それからすぐ妃代ちゃんに、学校のある城ヶ崎市の案内をしてもらってて。
まぁ、私が住んでるところでもあるんだけど。
私たちが通う高校、黒羽高校は駅まで歩いて10分くらい。
だから、駅周辺を中心にCDショップやカフェ、カラオケ…
様々なところを案内してもらってまーす。
「今何時なんだろ?なんかお腹すいてこない?」
「たしかにずっと歩いてたもんね~もう、1時だよ!」
ずっと話しながら歩いてたから気付かなかったな。
「1時!?そりゃお腹すくよね~
あそこ入らない?私の一番好きなカフェなんだよね」
妃代ちゃんが指差す方を見ると
「maple」という看板のあるカフェだった。
大きな窓に木やレンガで出来ている壁。
店の外には植木が何本か植わっていて、オシャレな雰囲気だった。
ちょ、先行かないでよー
ついてかなきゃ!
「いらっしゃいませー
って、妃代ちゃん!友達連れてきてくれたの?」
「そうなんですよ。今日友達になったばかりですけどね。」
「今日高校の入学式とか言ってたもんね
いつもの席空いてるけど、どうする」
「もちろんいつもの席でお願いしま~す」
店員さんと妃代ちゃん仲良さそう。
なんか、雰囲気的に優しそうな店員さんだな。
案内された席は、窓際。
この席のすぐ横にある窓から
いっぱいチューリップが見える~
赤色、黄色のお馴染みのチューリップ。 他に上下で赤と白に分かれていたりと種類は様々!。
「きれいなチューリップだね…」
「そうだよね。私、この席大好きなの。季節によって咲いてる花が違うんだよ~なんか落ち着くんだよね」
「そうなんだ。私も花、好きなんだよね!」
ここまで多くないけど家でも花育ててるんだよね。
そういえばチューリップも咲いてたなー
「美華ちゃんも花好きなんだ。一緒だね!
ってか、何食べる?私はナポリタンかな~」
「じゃあ私はカルボナーラにしよっかな」
昔からカルボナーラ、大好きなんだよね。
あ、もう店員さんに注文してる。
なんか、慣れてるなぁ~
