でも、ただの幼なじみだから、大丈夫だと何度も自分に言い聞かせるけど、とっても不安になって、もしかして二人は…………
………………………………………。



そう思ってしまうようになった



遼はかっこいいし、運動できるし、こんな幼なじみいたら、誰だって好きになるわ


そう思った


だから、俺は何度も北川のことをあきらめようとした



夕方の学校にも練習に行かなくなった



北川の顔をみないようにするために


ちょうどその時、別の女に告白されて、もし付き合ったら北川のこと忘れられるかなって思ってつきあってみた


でも、ダメだった。


隣を歩く女の子をみるたびに、これが北川だったらなんて思ってしまう


だから、すぐにわかれた



また、それから告ってきた女とも何度もつきあってみたけど、北川への思いは消せない。


そして、いつしか俺は女たらし、そう呼ばれるようになってしまったんだ