いつだって、逃げてばかりだった私。 嫌なことからは目をそらし、見ようともしなかった。 自分がいる、そこが正義だと信じて。 そのほかの物を受け入れようともせず。 ただ、現実からも目をそらしてた。 いつも誰かのせいにして……。