「葵くん、大好き」 「…俺も」 葵くんを好きになってよかった。 私の世界を変えてくれた葵くん。 暗かった私の世界を、こんなにも明るく変えてくれた。 「金髪のキラキラした葵くんも好きだったけど、今の黒髪のまっすぐな葵くんも大好き」 「どうした、なんか、積極的だな」 クリスマスというこの雰囲気がそうさせるのか。 私は、葵くんをまっすぐ捉えた。 「これからも、よろしくね」 そして、私からした初めてのキス…。 「メリークリスマス」