〈蓮都Side〉

「なぁ。」
沙「なんだ。」
「本当に俺って行っていいのか?」
沙「大丈夫に決まっているだろう。」
「ならいいが。」
沙「なぁ、蓮都は那子の事好きなんだろ?」
「あぁ」
沙「なら大丈夫だな。好きって想いがあれば」
「そうだな、それは那子に伝えるわ。」
沙「その勢いだ。」
「あぁ、頑張るわ。」
沙「那子は、甘えたさんだしな、」
「あぁ」